梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

牛ふん堆肥を使用した土作りを開始。土壌改良に植物繊維を多く含む牛ふん堆肥は最適です。


 なす・きゅうりの園芸用に、春の土作りを牛ふん堆肥を使用して行いました。

 養分が多い肥沃な果樹園内の一部を園芸用地に転用のため、

 土作りは牛ふん堆肥を土壌の硬さを改善する土壌改良剤として活躍します。


草木灰の効果は石灰の代わりのアルカリ剤の他、カリウム肥料、殺菌剤やヨトウムシ等の予防・殺虫剤として使用できます。


  一重に草木灰は、燃やす元によっても成分が大きく変わります。

 剪定等の枝(木)を燃やした灰は、

 草木灰の中でも酸化カルシウム成分比率が大きい強いアルカリ剤となります。

 藁やもみ殻等(草)をを燃やした灰は、

 草木灰の中でも酸化カルシウム成分比率が小さいアルカリ剤となります。

 このアルカリ分により、殺菌剤や殺虫剤としての効果を得ることが出来ます。


堆肥を使用した春の土作り。牛ふん・鶏ふん等の堆肥はミネラル等の微量成分と微生物の補給できるため非常に重要です。

 長年農家をやっていると牛糞堆肥の有効性を実感します。

 しかし、牛ふん堆肥で十分な効果を得るためには、使用量が多く必要となりすぎるため、費用や労力とのバランスを考える組み合わせて使用することが現実的です。


園芸用地の状態が不明の場合、市販の培養土を混ぜ込むことで失敗の可能性が大きく低下します。


 市販の培養土は、

 単に養分があり柔らかな土というだけではなく、

 PH6.5程度と多くの作物に適した値であり、

 物によっては土壌細菌も整えられていることことから、

 地中環境の基礎を作るのに適しています。