なすの実に穴をあける害虫ヨトウムシの駆除方法を紹介しました。
それらしい虫がいないのにナスの実に穴があいている。
毎日新しい被害の穴があるのに、犯人の害虫がいない。 これらはヨトウムシ類による被害です。
夜盗虫(ヨトウムシ)とは、
なんとも見事なネーミングだと思いませんか?
昼に見かけずに、夜に盗んでいきます。
ヨトウムシ類は、ヨトウガに代表される蛾の幼虫です。
害虫の中でも、駆除が難しい害虫の一つ。
ヨトウムシが発生しないよう、
計画的な防除により成虫や生まれたばかりの幼虫の駆除を行うことが重要です。
大きくなった幼虫の駆除では、
特に効果の大きい殺虫剤を使用しないと完全な駆除は難しいです。
とは言え、効果の大きい殺虫剤は高価です。
また、一番の問題はなすの実等は成長が早く、
いくら農薬に残効性があっても、その成長により実については、
一晩で殺虫剤のかからない部分ばかりとなります。
深刻な被害とならないよう、幼虫のうちにオルトラン粒剤で駆除が重要です。
とはいえ、オルトラン粒剤は植物内部に浸透することについて、
抵抗感が大きいのも事実。
誘引殺虫剤のデナポン5%ベイトが、
ナス等の幅広い作物に登録されることを期待したいですね。
詳しくは、
園芸栽培ナビ>園芸の栽培方法(育て方)>なすの育て方>ヨトウムシの駆除
https://engei.kajyu.org/soda-nasu-yoto.html