チェンソーエンジン周りの掃除
エンジンの焼き付き防止のため、
空冷エンジンの放熱部分の掃除を紹介しました。
エンジンの焼き付きと一言で言っても、
オイルの問題。過負荷による運転。
緊急停止による弊害等様々。
焼き付きで多い順としては、
・不適切な混合油の使用。
・エアエレメント破損状態での継続使用
・過負荷による長時間運転
・高温による金属の癒着
というところでしょうか。
このうち、
エンジンの放熱部分を掃除することで予防できる問題は、
・異常高温による金属の癒着 のみです。
しかし、
チェンソーはその危険性から、
冷却運転をする間もなく、作業中に止むを得ず緊急停止をする機会が少なからずあります。
アイドリング等による必要な放熱時間を持たないエンジン停止は、
エンジン内部で熱による金属が癒着することで故障に繋がります。
これを起きることをある程度防いでくれます。
逆を言えば大掛かりな木の伐採以外では、
あまり関係のないことかも知れません。
私自身、
果樹栽培での剪定に使用する範囲では、
全く行わない掃除個所でもあります。
今回は、杉の伐採に多用しているために紹介しました。
作成したページ:農業機械メンテナンスナビ
> チェーンソーのメンテナンス方法
>チェンソーエンジン周りの掃除