休耕地に元肥を行い園芸の土づくりを行いました。
先日石灰による土壌中和を行った休耕地を、
園芸用の豊かな土壌とするため、
有機肥料を用いた土づくりを行いました。
石灰使用から1週間、
前回使用した石灰は土壌と一体化し、ほぼ目立たなくなっています。
土壌を調べると養分が少なく痩せているものの、
土に混ざった枯れ草などによりかなりフカフカ。
雑草などのおかげで柔らかい土壌になっています。
これを判断材料に、
栄養価の高い鶏糞肥料を中心に元肥を行うことにしました。
なお、
土壌が固い場合は鶏糞肥料を使用すると更に土壌が固くなるため不向きです。
土壌を柔らかくするため、
バーク堆肥か、牛糞を使用します。
連作などで見るからに土壌が固くなった土地に対してはバーク堆肥が適しています
土壌改良効果:バーク堆肥 > 牛糞堆肥 > 鶏糞堆肥
養分含有量 :鶏糞堆肥 > 牛糞堆肥 > バーク堆肥
堆肥以外で土を柔らかくするために、籾殻を混ぜる方法もあります。
鶏糞を堆肥を畝の中心になるように大量に使用しました。
鶏糞堆肥は湿っている水分に水溶性の養分が含まれています。
気化しないよう使用後すぐに土壌攪拌を行います。
トラクターを用いて堆肥と土壌を十分に攪拌しました。
これで土壌中和と養分補給を完了しました。
幸いにも土がふかふかであったため、
土壌改良は中和のみとなりました。
あとは畝立てしてマルチをあてれば大方の準備が完了です(^^♪
詳しくは、園芸栽培ナビ > 園芸の栽培方法(準備編)
> 園芸肥料の使用
https://engei.kajyu.org/jyunbi-hiryou.html