チェンソーによる伐採で切込により倒木方向を変える方法を紹介しました。
倒れる方向に△に切り抜き、
その反対側から切り進めることは多くの人が知っています。
実はこの切込、
倒木速度や伐採方向を変更するだけでなく、
作業者の安全のためにも、精密でとても奥の深い伐採技術なのです。
実はとても難しく、
最初は三角となる受け口の切り合わせを綺麗に揃えるだけでも難しいです。
この切込、重心に偏りがない木であれば、
切込む方向によってどの方向にも倒すことが出来ます。
更に重心に傾きある木であっても、
倒木方向を重心が傾く方向から45度程度まで変更することが出来ます。
と、紹介してみたもののどの程度変更できるかは、
木の大きさ。木の種類。用いる補助資材により違い、
作業者の経験による判断の世界に入るため、
正確に変更できる角度というのはないのですけどね。
紹介したページ:防風林ナビ > 木の伐採方法
> 重心の傾きと異なる方向に伐採する方法(応用編)
> 伐採方向を45度迄の範囲で変える方法