梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

花芽が膨らみ「りんぽう」脱落期となったことから病害防除を開始しました。


春となり梨の木の変化が早く、

花芽があっという間に膨らみ、

表皮が剥がれ落ちる「りんぽう」脱落期となりました。


「りんぽう」内には黒星病の菌が入り込み越冬することから、

花芽が膨らむと、内部に菌があるかとても気になります。

越冬菌が多い場合、

花芽が膨らんでも表皮が貼りつきます。


表皮が簡単に剥がれ落ちると、

越冬菌の心配は軽微。

写真のように花芽が膨らみ、

包んでいた表皮が風で吹き飛ぶような状態が正常です。

とは言え本職ですから、

先日メンテナンスをしたスピードスプレイーヤで

春の防除作業を開始しました。

これから収穫する秋まで目が離せません(^_^;)



防除作業について詳しくは、
果樹の栽培方法(梨の育て方) > 防除(病害虫の駆除)
https://www.kajyu.org/saibai-nasi-boujyo.html