ナシ黒星病の秋季防除を開始。収穫後から8割の落葉までの期間に芽基への菌の感染を防止します。
果樹園の葉が色づく今日この頃。
肌寒く水を使う作業は嫌な時期ですが、
来年へ向けての秋季防除を実施しました。
年々黒星病の病勢が強くなったと感じる中で、
この作業を飛ばすと翌年の管理が不可能となるかもしれません。
今年は近隣の果樹園で病気で全滅。
ということば聴かれるほど、
黒星病による被害がある年でした。
一度大規模に発生すると手に負えない黒星病。
その中でも徐々に耐性菌が発生しているため、
発生後に単純な薬剤防除を行っても収束は困難なように感じられます。
一昔前はてき面に薬剤効果があり、収束もしたんですがね・・・
現在では到底不可能ではないでしょうか?
しかし、
未だに秋季防除を軽んじている農園があります。
その果樹園は今年、壊滅的な被害だったようです。
同じ目にあわぬよう、気をつけなければなりませんね。
詳しくは、果樹栽培ナビ > 梨の病気被害と対策 > 黒星病
>
ナシ黒星病 病原菌 対策資料集