秋も深まり寒くなるとキウイフルーツの時期を感じますが、収穫は焦らず遅すぎるくらいが丁度良いです。
ぶら下がったままのキウイフルーツは夏から変化がなく、
収穫しても良さそうに見えてきます。
しかし、見た目に変化もなくても蔓にぶらさっがっている状態は、内部の成熟に欠かせない大切な時期です。
収穫時期は焦らず待つことがとても大切です。
収穫時期が早すぎても追熟することで柔らかなく食べることができます。
しかし、なんとも美味しくない。
一言でいうと甘味がなく味気ないものとなります。
この甘くないキウイフルーツにしないためには、品種に応じた適切な収穫時期まで待って収穫することが大切です。
キウイフルーツの収穫時期の判断で困ることは、
収穫してもすぐに食べることが出来ないため、
一部を収穫して味で判断して残りを収穫することが出来ない点にあります。
また、品種の違いについても見た目に大きな違いがないのも難点です。
品種が解るのであれば品種に応じた収穫適期に行います。
品種が解らない場合、
キウイフルーツの葉が落葉する時期まで待つ。
または、早くても11月まで待つ必要があります。
品種によっては11月後半が収穫の適期というものもあります。
参考に緑色で栽培の多いヘイワードで11月上旬から中旬、香緑で10月下旬とかなり遅い時期です。
また、この他に収穫を勘違いする原因としては、
傷ついた果実が熟すのを見て判断を誤る場合もあります。
風などによりすり傷や打撲した果実では、
実っていても収穫後に行う追熟と同じ現象が起きることもあります。
これにより一部の果実が一足先に果肉が柔らかくなり、
慌てて収穫してしまうなんてことも・・・
収穫を判断する時、傷ついた果実を参考にしてはいけませんのでご注意ください。
キウイの収穫について詳しくは、
果樹栽培ナビ > キウイフルーツの育て方
> キウイフルーツの収穫時期