台風18号により新興梨に壊滅的被害。軸が長い特徴が風害に弱い結果なりましが。
先日の日本海側を通過した台風18号。
果樹園では10月中旬に収穫を予定して新興梨の大半が落下する被害となりました。
しかし、先日の台風18号により収穫前の新興梨に甚大な被害がありました。
商用目的の栽培ではないため、金銭的被害は軽微ですが実りの大半が落下するという残念な結果となりました。
晩生品種の梨の中でも新興梨は果実の軸が長いため、強風に吹かれと果実が大きくゆられるため落果し易い品種です。
この特徴の影響で廃棄予定の実ったままの豊水やあきづき等の品種では落果などはないにもかかわらず、これからが旬という新興梨ばかりが落下してしまいました。
新興梨は収穫後も日持ちが良い品種で1か月程度ならななんら問題なく美味しく食べることが出来る品種です。
今年はこの新興なしが収穫できずに終えたため、手持ちの「あきづき」と「新高」がなくなると梨は食べ収めとなりそうです。
幸いにも商用目的の品種の最盛期に台風被害がなかったことに感謝し、来年に向けて気持ちをあらたにがんばりたいと思います。