春の雨上がりは園芸準備の土壌ph測定に最適です。
土壌ph測定では土に適度な水分がないと測定することが出来ず、より正確な数値を得るためには多くの測定地点が必要となります。
園芸の準備前に降る春の雨は、多くの場合で作業の障害となります。
しかし、土壌ph測定では土がたっぷりと水分を含む雨上がりが測定し易く作業がはかどります。
更に僅かに測定地点をずらすだけで数値が大きくかわるため、正確な値を導き出すために多くの測定地点が必要です。
これを乾いた土壌で測定するとき、水を撒いて時間を空けて測定が必要となるため、非常に手間の多い作業です。
雨上がりでは既に土が濡れているため、この作業が省略できるため、短時間で多くの地点を測定することができて非常に効率が良くなります。
これから畑の準備に石灰を使用する前に、春の雨を利用して予め土壌phを測定しておくと失敗の少ない一年となるかも知れません。
既に石灰を使用した場合でも春の雨で溶けだし土に馴染み、使用後の土壌酸度(ph)を知ることで今後の参考にすることが出来ます。
土壌ph測定について詳しくは、
園芸栽培ナビ > 園芸の栽培方法(準備編)