ナシの黒星病、春の一次感染予防に対する重要防除。マネージDFとチオノックFの混用防除を実施しました。
梨の果樹栽培における難病である黒星病。
芽基で越冬した菌による感染(一次感染)を予防するため、DMI(EBI)剤であるマネージドライフロアブル剤とチオノックフロアブルに殺虫剤を加えた混用防除を実施しました。
マネージDFは販売ルートが変更となったことから、農協(全農)を通じての購入となりました。
黒星病の感染予防のための防除では、
特に病原菌に対する感受性が高く、菌(胞子)が拡散する時期の防除は特に重要です。
重要防除の時期は何度かありますが、果樹上での越冬菌による感染(一感染)の防除としてはこの時期がとても重要。
本年もマネージドライフロアブルを中心として防除を行いました。
これまでマネージDFは、Meiji Seika ファルマ株式会社からの購入でしたが販売終了の為、本年は農協(全農)から購入しました。
販売元の変更により価格が気になるところでしが、ほぼ同額で入手することができました。
実質、販売ルートの変更により入手に一手間増えた分がマイナスといったところでしょうか。
DMI(EBI)剤の使用については効果が高いだけに、安易な薬剤の変更が難しいため困りますね。
重要防除に用いるDMI剤(EBI剤)については、
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