刈払機やチェンソーのエンジンが止まらない原因はスイッチや配線の断線や接触不良が原因です。
草刈機の刈払機やチェンソーなどの小型のエンジンでは、停止する際にストップスイッチを押す。スイッチをoffにしてもエンジンが停止しない不具合が稀に発生することがあります。
これら小型のエンジンでは、停止するためのに「キルスイッチ」と呼ばれるスイッチの仕組みで停止させています。
停止する際にアースを繋ぐことでプラグが点火しなくなる仕組みであるため、この接続に不良があるとエンジンが停止しなくなります。
刈払機やチェンソーを長く使用していると、経年劣化による被覆配線の硬化。スイッチ内部の汚れによる接触不良。コネクタの緩むことによりエンジンが止まらない不具合が発生することがあります。
エンジンがかからないトラブルに比べると稀ですが、ぶつける等の強い衝撃が加わる。配線をカバーで挟む。雨天での作業を何度も行う。古くなる等の条件があると割と発生するトラブルです。
今回修理兼修理方法を紹介したチェンソーは使用から10年が経過したものです。
調べた結果、最も単純な原因でスイッチ内部に汚れが付着したことによる接触不良でした。これまでの雨天での使用や、おが屑などの塵。時間経過による腐食が積み重なって発生したものと推測されます。
多くが単純な接触不良や断線が原因であるため、比較的簡単に直すことができます。
修理方法について詳しくは、
農業機械メンテナンスナビ>チェンソーのメンテナンス方法