長期保管前のグリスアップや注油は、潤滑と防錆にとても効果があります。
グリスやオイル等の油分は、稼働部の潤滑のため定期的に注油が必要なメンテナンス項目です。
しかし、単純に潤滑だけでなく最も手軽に行うことが出来る防錆対策でもあるため、長期保管前にたっぷり使用することで機械の寿命を大きく伸ばしてくれるお勧めのメンテナンス項目です。
特にハンマーナイフモアのナイフカバーとナイフの取付け部等は最も腐食が激しい箇所であり、カバー部の寿命という大きな修理費の回避に重要です。
特にハンマーナイフモアのナイフカバーとナイフの取付け部等は最も腐食が激しい箇所であり、カバー部の寿命という大きな修理費の回避に重要です。
グリスやオイル等の油分の欠点は、使用した箇所に触れると汚れること。
その欠点を除けは、露出した金属部分では錆防止に。ネットボルトでは錆による癒着の防止。各稼働部では潤滑と錆による癒着防止と、金属部位にとって多くの利点があります。
ハンマーナイフモアのグリス等の注油メンテナンス箇所としては、
・全輪軸 グリスガンによるグリスアップ
・各部ワイヤー エンジンオイル等の注油
説明書ではこの2点のみですがグリス(オイル)スプレーで各所に吹きかけた方が良い箇所としては、
・レバー付根等の金属部分。
・刈高調整ハンドルのネジ部
・各ナット、ボルト類
・塗装の剥げた箇所 など。
特に錆に悩ませるナイフカバーの内側やナイフの取付ボルトの防錆は重要です。
長期保管前には汚れをしっかり落とし、完全に乾燥させてグリススプレーを吹きかける。
何れは錆による腐食で交換が必要となるカバーですが、それだけで数年寿命を延ばすことができます。
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