ハンマーナイフモアカバーの錆は、修理費が高額となるため防錆処理が大切です。
回転刃により草や土、石等の飛散を防ぐロータリーカバーは、草の取り込みや事故防止など非常に重要な箇所です。
しかし、飛散物によりカバー表面の塗装が剥がれやすく、丈夫な金属カバーでも塗装が剥がれた箇所から腐食により修理などが必要となる箇所です。
ナイフカバーの交換は高額なるため、機種の価格や使用年数とよってはそのまま買替となるなど機械寿命に大きく影響するため防錆を適切にすることで機械寿命を延ばすことができます。
屋外の過酷な環境で酷使される農業機械の錆による腐食ダメージは深刻です。
特にハンマーナイフモアの大きな故障個所としては、ナイフドラムとナイフカバーは遅かれ修理が必要となる消耗箇所です。
ナイフドラムは稼働部のため運の悪い故障等もありますが、ナイフカバーについては基本的に腐食が原因となる消耗箇所です。
ナイフカバーは構造上、除草作業による塗装が剥がれやすく、錆の原因となる土等の付着。通気が悪く乾き難い箇所のため錆による腐食が著しい箇所です。
遅かれ腐食により交換が必要となる箇所ですが、問題は修理費が高額となるということです。
これを避けるため、使用後はカバー内部を清掃する。カバー内部を乾燥させる。塗装の剥がれた箇所にはグリススプレーを使用するなど日頃から心掛けるがけことで腐食を遅らせることが出来ます。
また、冬季の保管時には塗膜の剥がれた箇所の錆を落とし、塗装することでよりしっかりとした防錆を行うことできます。
カバーに穴が空くなどして形状を保てなくなると交換が必須となるため、定期的な塗装などの防錆はとても重要です。0:59 2021/12/05
作成したページ:農業機械メンテナンスナビ>ハンマーナイフモアのメンテナンス方法