芽出しの肥料として高度化成を使用。最大限の肥効を発揮するため直にトラクターによる土壌撹拌を行いました。
春になり果樹も目覚め、日々花芽・蕾が膨らんでいます。
先日(2週間前)に散布した苦土石灰が土に馴染んだことから、高度化成肥料を散布しました。
また、散布後には養分の気化によるロスを抑えるため、トラクターを用いた土壌撹拌を行いました。
しかし、養分濃度が高い高度化成では散布斑の影響が大きいため、十分な肥効を得るためには注意も必要です。
予め土壌の石灰等のアルカリ肥料を斑なく均一に散布したPH調整は当然。
高度化成は特に斑なく散布し、散布後に養分が気化して失われる損失を最小限に抑えるため、土壌に埋めることも重要です。
特に散布斑による塊の発生は肥料焼けの原因ともなるため、散布後の土壌撹拌は散布斑の緩和にも大きな役割を果たします。
当果樹園では作業速度も速いことから手押し式の散布機を使用していますが、散布方法に関わらず斑なく使用することが大切です。
高度化成の使用について詳しくは
樹栽培ナビ > 果樹の栽培方法(梨の育て方) > 農業の土づくり
> 高度化成肥料の使い方