春の黒星病防除を開始。スピードスプレーの整備を行い無事作業が完了しました。
春となり梨の花芽が膨らんだことから、黒星病防除を開始しました。
散布機のスピードスプレーは使用しない長い冬を乗り越えたことから、動作などの点検とタイヤ空気の補充など簡単な整備を行い使用しました。
冬季は農業機械を使用しないことから、春先の動作確認や点検は滞りなく作業を行うために必須の作業です。
本年もスピードスプレーは冬季の凍結などによる破損、バッテリー上がりやタイヤの変形など長期保管によるトラブルなく無事動作しました。
これから秋まで活躍する農業機械のため、素人作業で簡単なメンテナンスを行い防除作業を開始しました。
梨の黒星病防除では、病原菌の好適条件が15~20℃。胞子の発芽条件は 22℃であるため、これから気温が高くなる7月頃まで重要な防除時期となります。
特に春先では芽基や落ち葉等で越冬し飛散した胞子により感染が広がる時期。
更に気温が低く、病原菌が好む降雨も多い時期となるため、放置すると梨の収穫が全滅という事態も起こりえます。
病原菌の活動が収まる7月まで、病原菌が蔓延して被害が発生しないよう十分に注意を払い作業を行いたいと思います。
スピードスプレーのメンテナンスについては、
農業機械メンテナンスナビ>スピードスプレイヤー