草刈機の刃として使用されるチップソーのヤスリを使用した研ぎ方を紹介し直しました。
草刈機として使用される刈払機はチップソーが多く使用されています。チップはタングステンの合金で非常に硬いため、ダイヤモンドヤスリでないと削ることが出来ません。また、ダイヤモンドヤスリを使用ても手作業では僅かに削れるだけですが、目立てを行うのと行わないのでは切れ味が大きく差があります。
チップソーは種類や値段が様々です。安価なチップソーは使用するとチップ自体の欠けや外れて飛ぶことが多くあり、欠けた外れたチップは修復することが出来ません。
安価なチップソーは基本的に切れなくなったら交換が必要となります。
ヤスリを使用した研ぎ(目立て)は、ある程度品質が高いチップソーでないと必要ありません。
品質が高いチップソーは、条件が良ければ使用による摩耗とヤスリによる研磨でチップが小さくなるまで長く使用することが出来ます。
ディスクグラインダーを使用した本格的な目立ては大変ですが、草刈機(刈払機)に取り付けたまま研ぐことが出来るヤスリを使用した目立ては、給油や使用した日の終わりに日常的に行うことで長く切れ味を維持することができ、作業が楽になるだけでなく機械への負荷が小さくなることで故障を予防することにも繋がります。
チップソーのヤスリを使用した研ぎ方については、
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>チップソー目立ての仕方
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