軽トラのスタッドレスが滑るのは商用タイヤのためで、氷上性能が最強と思わる製品にブリザックのVL10があります。
軽トラックや軽バンのスタッドレスタイヤが氷上で滑り易いのは、使用されているスタッドレスタイヤが商用のため耐荷重性能と耐摩耗性が高い基準を満たした製品のためです。
しかし、その中でもメーカーよる違いやグレードにより製品差があり、氷上性能が重視されている製品にブリジストンのVL10があります。
日々常用として使用しない農家の軽トラック走行距離は僅か。我が家の軽トラックでは年間走行距離は2,000km程度であるため、タイヤの摩耗量が少なく、摩耗よる交換より経年により交換が先に訪れます。
このため、我が家の軽トラックのスタッドレスタイヤは氷上性能の年数が長く維持されることを重要視しています。
氷上性能はタイヤのゴムが柔らかいことが維持されることが重要であり、保管状況や使用状況により差がありますがそれ以前に製品に大きく左右されます。
個人的な見解ですが、やはりゴムの柔らかさが長く保てるのはブリジストンとヨコハマタイヤ。
中でもブリザックの名称が付けられた製品の持ちは随一ではないか?と、感じます。
ブリジストンにはコスパに優れた安価なスタッドレス「W300」もあり、使用した所感として状態が良ければかなり長持ちします。実際、使用や保管状態が良ければ10年経過してもトレッドを指で押すとタイヤの柔らかを感じることができます。(管理人は最長10年で夏タイヤ・冬タイヤを交換するため最長で10年までの経験。)
更にブリジストンの上位グレードでは商用タイヤにも関わらずブリザックの名称が付けられ、柔軟性が持続するVL10(旧製品VL1)があります。
管理人のように走行距離が短く最長10年間同じスタッドレスタイヤを使用する場合、ブリジストンのスタッドレスタイヤの価格が多少高くても有力な選択肢であり、特に使用年数が長いため高くてもブリザックVL10が有力な選択肢となります。
今回、W300からブリザックVL10へ交換を行い出費が多くなりました。しかし、10年という長い期間でみると僅かな差額であるとも言えます。その価格差に以上の性能に期待しています。
なお、軽トラック・軽バンスタッドレスタイヤが滑る原因は、単にスタッドタイヤの性能だけでなく、商用貨物自動車としてバネの固さ。荷物を積載することを考慮した重心バランスなど構造上の問題もあります。自車の特徴を把握した上で運転することも重要です。
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