春です。
新芽の活動に合わせて化学肥料を散布です。
この時期は、元肥にあたり、新芽の成長(伸びに)に大きな影響を与えます。
果樹園芸栽培では、この時期の即効性の化学肥料の効果が、顕著に現れます。
土壌改良で使用した石灰の塊が残っている場所を避けて、広く果樹園全体に散布を行います。
目安では、地上の果樹の枝が伸びている範囲に果樹の根も伸びていますので、果樹に肥料を撒くというより、通路に撒くイメージです。
雑草が無駄に養分を吸収しないよう、除草やトラクターなどで地表面を起こして効率よく果樹が吸収できるようにしましょう・・・

果樹用の青梅の木根元(台木)から枝が伸びて、ピンク色の花が咲きました。
一見すると花びらから桜のようですが、開花時期からやはり梅の花なんでしょうね・・・
例えると、八重桜ならぬ八重梅といった感じの綺麗な開花です!

約10年前に準備した有機肥料(堆肥)を掘り起こしました。
年月をかけて、堆積は5分の1程度に縮み、悪臭も無く、色の濃い腐葉土のような土に生まれ変わり、堆肥として完成しています。
堆肥の元は、産業廃棄物のモヤシの屑、籾殻、馬糞、牛糞などです。
栄養価も高く、安全で安心な堆肥を活用です!

土壌改良剤の石灰
消石灰と苦土石灰、効果や使用方法に比べられることもありますが、見た目を比べてる写真を見たことがないので、比べてみました。
左半分の白いパウダーが、粉末の消石灰。
右に灰色の塊が、苦土石灰。
単品で使用すると、苦土石灰も白く感じるけど並べると、完全に鼠色と実感しますね・・・
石灰の効果や使用については、ホームページで紹介してます。
詳しくは:果樹の栽培方法(梨の育て方) > 土壌改良1(石灰の使用)
https://www.kajyu.org/saibai-nasi-dojyou1.html

こちらは、プラムの新芽。
梨と時を同じくして、着実に膨らんでいます。
趣味の果樹は開花が特に楽しみです!(^^)!