梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

果樹棚の資材の入替です

古くなった果樹棚支柱(写真:根元で折れた支柱。目印に緑のイボ竹を挿してあります。)

梨の果樹棚の古くなった鉄管を掘り起こしました。

果樹棚は資材の発展に伴い支柱の主な材質が、

材木(竹) ⇒ 鉄管 ⇒ 亜鉛のどぶ付け加工の鉄管


と、発展していきました。

昔の竹素材は、処分は容易に出来ますが風化による腐食が早く、入替が継続的に必要でした。

現在の支柱は強力な防錆加工がなされた鉄管が使用され、何十年と使える資材です。

埋まった支柱
今回掘り起こしたのは、30年前まで使用していた鉄管。

これは防錆加工が弱いため腐食し、根元部分で折れていました。

放置すると除草作業などの邪魔になるため掘り起こしました。

当時の設置技術?のため、

掘り起こした支柱
無駄に深く埋設されており約1メートル程掘り起こすことになりました。

今回、数本を掘り起こしましたが手がパンパンです。

古い果樹園ですので、良くも悪くも手間がかかります・・・

くたびれた~(-.-)
掘った穴
写真:掘り起こすために掘った穴

スコッパがほぼすっぽりと入る深さとなりました。





果樹棚については、
果樹栽培ナビ>果樹の栽培方法(梨の育て方)>果樹棚の整備
https://www.kajyu.org/saibai-tana.html