梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

あぶらかす肥料の効果に期待です

あぶらかす肥料写真

梅雨に入り果樹に油かす肥料の追肥を行いました。果樹の栽培では毎年の恒例作業。

果実の成長(肥大)が活発な時期にあぶらかす肥料の追肥は、

何故か果実をおいしく、甘くする大切な肥料です。


成分表示では、窒素分が多い肥料ですので効果に疑問が残るのですが、

これをしないを甘みが薄くなったような感じになり商売になりません。

と、本業である梨の果樹園経営者の自分思います。


油かす肥料は固まると梅雨の時期に水分を含みカビが生えるほか、それなりに匂いもします。

カビ自体は発酵がすすんでいるの証拠ですので園芸などに問題はありません。

カビが気になる方は均一に散布し、よく土壌と撹拌させるとカビが目立ちません。

土壌撹拌では耕運機やトラクターを使用し、

雑草を駆除を合わせて行うことで肥料の無駄を軽減することができます。


果樹でのあぶらかす肥料の使用については、
果樹栽培ナビ>果樹の栽培方法(梨の育て方)>果樹を甘くする有機肥料の使用
https://www.kajyu.org/saibai-nasi-yuuki2.html


肥料実施時期における期待される効果は、
果樹栽培ナビ>果樹栽培の肥料>果樹肥料の時期と効果
https://www.kajyu.org/kajyunohiryou-jiki.html

「果樹肥料の時期と効果」表の中で有機肥料6月~9月は△と表記していますが、梅雨の時期。

6月中旬の頃までは、果実の甘みをつけるに有効です。梅雨が明けたらNGです。

今度、表を訂正しておきます(-_-;)