刈払機 ギヤケースのグリスアップを紹介
刈払機のメンテナンスに先端の回転刃の付け根部分のギアケースのグリスアップを紹介しました。
刈払機の先端部分のギアケース(ギアボックス)のグリスアップは、私が最も嫌う整備個所の一つ。
ギアケースの注入孔は、常に振動がかかる部分のため、ネジの緩みが非常に気になるところです。
これを警戒して締め付けすぎて、ギアケース側のネジ山をなめたことが1回。
なめないように締め付けて、緩みで脱落したことが2回ある因縁の整備個所です。
単に私の整備スキルが低いだけですけどね(笑)
グリスアップ後、数回使用する間に脱落しなければ、草や土が焼き付いて振動では外れなくなる部分です。
その数回の使用に緩まずに堪えれるかが重要。
そこで、過去の反省を活かしギアケースの注入孔にバネを挟むことで緩みの問題を解消しました。
バネを使って以来、適当に占めてもボルトの紛失はなくなりました。
過去に注油孔のボルトを紛失したことがあるかたは、試すと良いかも知れません・・・
なお、使用するグリスは刈払機用の専用品が市販されています。
手元のある汎用グリスを使用する場合、耐熱性の問題からウレアグリスが最も適当。
次いでリチウムグリスが使用できますが、汎用品は耐熱温度が120℃のため懸念が残ります。
ウレアグリスなんて、汎用品でも普通持っていませんよね・・・
専門品は300円程度で市販されています。
一度購入すると当分はたりますので悩む前に専用品が良いかと。
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