越冬菌対策に梨の剪定枝を運び出しています
雪も解けたことから黒星病の越冬による感染被害防止に大急ぎで剪定枝を運び出しをしています。
果樹園の剪定作業は、大雪のためかなり遅れています。
いまだ6割の進捗状況・・・
かなり厳しい状況です。
しかし、春は待ってくれない為すでに剪定した枝だけでも運び出しました。
前回に引き続き、これも黒星病対策なのですが、
剪定作業ででる枝、それ自体に病原菌が越冬しています。
特に新芽内で越冬する黒星病の越冬菌の影響は大きい問題です。
このため、放置しておくだけでも果樹園にとっては好ましいことではありません。
焼却等の処分までするには時間がかかるため、取りあえず果樹園外に運び出しを行いました。
処分方法には、焼却処分の他に剪定枝の堆肥化による処分方法もあります。
昔、堆肥化に取り組んだこともありました。
しかし、当時は破砕機がなかっため枝がかさ張り後処理が大変でした(-.-)
それ以降は、毎年焼却してます。
春にむけて、
果樹園だけでなくなす・きゅうり等の園芸の準備もそろそろ・・・
作業がどれも急ピッチですすんでいます。
剪定枝を果樹の根元に放置している方は、3月中に処分したほうがいいですよ・・・
特に前年に病気が蔓延した木については、要注意です。
越冬菌の恐怖は、本職でもほんとに怖いですよ(>_<)