刈払機のエアーエレメントの交換と掃除について紹介しました。
全てのエンジンに共通してあるのが、
空気の取り入れ口にあるエアーエレメント(エアーフィルター)と呼ばれる部分。
日頃その存在を意識することがない部分だけに、
使用開始から一度も開いたことがない。という人もいるのではないでしょうか?
刈払機の故障とし私の経験で多いのは、
1.燃料に起因するエンジントラブル
燃料の取扱が原因
2.ギアケースの破損
グリスを差さないことによる破損
3.エアーフィルターに起因するトラブル
劣化による破損。ゴミの流入によるエンジン内部の摩耗等
というところでしょうか?
しかし、
2と3のトラブルは専門に使用する場合以外では、
放置しても余程でないと5~8年程度はトラブルがないように思います。
つまり、実害がなかなか起きないので放置されるような感じです。
放置してゴミが貯まることで、
徐々にエンジンのかかりが悪い。
出力が上がらない。等の症状が現れてきます。
この程度で間なら良いのですが、
何れは内部のエアーエレメントが経年劣化により脆くなり、崩れ出します。
エアエレメント自体は数百円で市販されています。
長く使うつもり。
問題なく長く使えていて、今後も使用するつもりなら、
5~6年(最長10年以内)程度の形状を留めている内に交換することで重要です。
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