苦土石灰は消石灰より効果が緩やかであるため、継続して育てる果樹に最適です。
今年も春の芽だしに化成肥料を使用するため、
先行して石灰肥料を使用しました。
ずぼらな性格の私には、
反応が緩やかな苦土石灰の方が消石灰より扱い易く最適です。
石灰肥料の効果の大部分は、土壌の中和効果です。
この中和効果は化学反応により発生するため、
中和効果がより高い消石灰では反応が激しいことから、
他の肥料等の使用に一定の期間をあける。
適当に撒いて木の根元にかけると、
根や幹を痛めるなど弊害がおきることがあります。
そこで、多くの場合で私は苦土石灰を使用してます。
また、苦土石灰ではマグネシウムの補給することができる大きなメリットもあり、
更に安価という最大のメリットも(^^♪
スギナが生えているような強い酸性土壌では、
やはり消石灰が必要ですが、
苦土石灰が安い分多く撒くという選択肢も一つです。
長年消石灰ばかり使用している土壌では、
苦土(マグネシウム)の欠乏の恐れもありますから、
試しておいても良いかも知れません。
石灰の使用に関して詳しい事は、
果樹栽培ナビ > 果樹の栽培方法(梨の育て方)
> 土壌改良1(石灰の使用)
園芸栽培ナビ > 園芸の栽培方法(準備編)
> 園芸の土作り