新品のチェンソーを慣らし運転をせずに酷使してしまった・・・やはり慣らしはあった方が良いですね。
先日購入したハスクバーナーのチェンソー。
本格作業に入る前に慣らし運転をする予定でしたが、
天候の悪化のため最初からフル稼働する破目となりました。
昨今の精巧な機械では、
慣らし運転が無くても製品に問題はないそうですが、
使う側に慣らしが必要でした・・・
昔と比べて精度が高く、
慣らし運転は不用という考えがあります。
とは言え、
私の性格では通常慣らし運転を行う性分です。
しかし、
今回からの新品チェンソーデビューの作業日、
天候が予定より悪化し、下り坂。
伐採済みの木で枝払い等で十分な慣らし運転をし、
その後、伐採作業をする予定が、
伐採作業が優先されたため、
最初から新品のチェンソーで伐採作業で使用することとなりました。
伐採開始から2本目。
チェンソーの切り込み回数で数えて4回目から
チェンソーの35cmガイドバーの長さを超える巨木。
否応なしにフルスロットルでの作業となりました。
慣らし運転のない状態ながら、
エンジンの吹け上がりも良く、
機械的には何の問題もありませんでした。
しかし、
新品のソーチェン(刃)が馴染んでいないため、
新品特有の伸びにより、
1本の伐採作業でチェーンが伸びてかなり弛んでしましいました。
また、
使用者が使い慣れていないため、
受け口等の切り込みイメージと実際の刃の入りに大きなズレが発生しました。
伐採作業での切り込みは、
その位置。深さ。角度。
どれもが事故防止に重要な要素です。
危険が大きい作業では、
機械的な慣れ以上に、
自身の使用慣れが重要であると感じました。
改めて慣らし運転はやはり必要ですね。
新品チェンソーの組立等については、
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