園芸用地の状態が不明の場合、市販の培養土を混ぜ込むことで失敗の可能性が大きく低下します。
市販の培養土は、
単に養分があり柔らかな土というだけではなく、
PH6.5程度と多くの作物に適した値であり、
物によっては土壌細菌も整えられていることことから、
地中環境の基礎を作るのに適しています。
上手く育たない原因が解らない場合。
または、放置された休耕地等に初めて植える場合、
最初に培養土を土に混ぜることで、
全体的な環境を大雑把に整えることができます。
特に有益な土壌細菌については、
堆肥や培養土の類でないと変化を与えることができないため、
化成肥料中心で育てる場合には、有益な土壌細菌入りがおすすめです。
但し、
いくら効果があるといっても連作障害については多少混ぜても効果は薄いです。
連作障害だけは土を入れ替えるくらいが必要です。
土の状態を確認するためのPH測定については、
園芸栽培ナビ > 園芸の栽培方法(準備編)
> 土壌ph測定器によるph測定と調整方法