梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

果樹の芽だしの高度化成肥料を散布。開花後が最も養分吸収がある時期です。


  冬前に元肥として化成肥料や堆肥など使用しても、

 果樹の開花後の養分吸収は激しく、

 土壌の水分に養分が十分に溶け込んでいることが必要です。

 これには即効性の化成肥料が最も効果があります。


春先は化成肥料が活躍する2大シーズンです。

 園芸と異なり果樹栽培では、

 4月(5月)と10月の使用について効果が高く、

 更には果樹の成長サイクルを阻害することなく、

 健全な成長を期待することができます。


 春先の養分が必要な時期に欠乏すると、

 一年間の成長が大きく低下するため、

 この時期の化成肥料はとても重要です。


 化成肥料の使用が嫌な方は、

 有機肥料を効果が出るタイムラグ分だけ前出しで使用すると、

 ある程度補うことができます。

 ある程度とは言え、

 本職のように一本の木に何百個も実らせるわけではないので、

 通常では十分な効果を得る事が出来ます。 


 詳しくは、

 果樹栽培ナビ > 果樹栽培の肥料

 > 果樹肥料の時期と効果