なめたナットを外す方法を紹介。農業機械は腐食によりナットが回らずなめることが多く、なめた時でも外すことに迫られます。
ナットをなめた時、外すためにはナットを切断する方法となめていても回して外す方法の2通り。
畑など電源が確保できない場合には、必然的になめていても回して外す方法が重要となります。
しかし、屋外使用である農業機械はナットの材質がステンレス等の硬い金属が多く、ナットクラッカー等では硬くて割ることでできません。
このため、作業小屋等に運搬して修理を行わない場合、必然的になめて角が無くなったナットでも回して外すことが必要となります。
特に苦労するのがM10以上、スパナサイズで17ミリ以上の比較的大きなサイズのナット。
小さなサイズであればなめたナットを掴む工具さえあれば、力任せに作業してもある程度外すことが出来ます。
しかし、大きい場合には力任せだけでなく、熱膨張や浸透潤滑剤による効果を合わせないと外すことは難しくなります。
紹介したページでは、
M10ナット(スパナサイズで17ミリ)をバイスプライヤーで外す方法を紹介しています。
使用しているバイスプライヤーは、
メーカー物の高価なものではなく、ホームセンターで600円程度から市販されているものです。
ホームセンターの安価なものでもかなり使える工具のため、1本用意しておくとナットをなめた時や、腐食により角が無くなったものを外す時に役立ちます。
詳しくは、農業機械メンテナンスナビ>共通メンテナンス項目
>なめたナットの外し方