ガソリン及び混合油を使用する刈払機等は燃料を空にしておくと春先のエンジンの動作不良を予防することが出来ます。
特に混合油の腐食は長期保管可能品を除くと早く、更に農業機械内で気化することで内部に汚れがたまります。
多少もったいなくても内部の燃料を捨てて空にしておく。
可能であればガス欠になるまで放置し、最後の一滴まで抜き取るとトラブル防止にとても有効な保管方法です。
完全に動作しなくなったエンジンを治す作業は一苦労。
分解清掃やキャブレターの交換など、治すためには手間も費用もかかります。
シーズンオフでは、
・必ず燃料タンクは空に。
・水気を完全に乾かしてから腐食しやすい金属パーツには防錆のためのグリス。
・ヘッド部にグリスを注油。
・エンジン内部の癒着を防ぐため、スターターを引いて一番重くなる位置に。
・湿気がなく風通しの良い場所で保管
これらのことが出来ると消耗部分の腐食も遅くなり、長く使用することができます。
刈払機のメンテナンスについては、
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