キウイフルーツの収穫時期。寒い日が多く霜が下りる前に収穫を・・・

　11月も中旬に入り、種類が解らないキウイフルーツの品種でもさすがに十分な収穫時期となりました。

　今年は寒い日が多く、予想外の霜が降りる気配もあるため、霜が降りない間に収穫が必要です。

　しかし、残念ながら果実が霜で凍り付くと追熟作業中に腐敗してしまいます。

　収穫時期が解らなくて実らせたままのキウイフルーツについては、さすがにそろそろ収穫しないと台無しになってしまいます。

　収穫時期10月の早い品種であれば、この時期に収穫すると追熟しなくても熟しているものもあるかもしれません。

　通常、追熟しないといけないキウイフルーツですが、実ったままでも果実にストレスが加わると熟していることがあります。

　ストレスとは、果実が擦れるなどした状態などです。

　今年は台風による強風により、果実が葉や蔓などで擦れたものも多くあるはずです。

　運が良ければ実ったまま熟した実を収穫出来るかもしれません。

　通常通り熟していない果実については、この時期まで実っていたのであればきっと美味しいものとなっているはずです。

　なお、追熟ではリンゴを使用するのが一般的ですが、使用するリンゴの種類には注意が必要です。

　フジりんごは追熟にあまり効果がありません。

　ジョナゴールド、津軽、王林等を使用しないと追熟を失敗することがあります。

　追熟について詳しくは、

　果樹栽培ナビ > キウイフルーツの育て方

　>　 キウイフルーツの追熟