果樹園の落ち葉からの越冬菌対策にトラクターを使用して落ち葉を埋めました。

 
　梨の果樹園はすっかり冬。地面は落ち葉の絨毯です。

　積雪を前に落ち葉による越冬菌予防のため、トラクターを使用して落ち葉を地面に埋設しました。

　幸いにも天候に恵まれたことから、乾いているうちに落ち葉を集め、トラクターで土に埋めました。

　落ち葉は腐敗すると腐葉土となり木のいずれ果樹の養分に。

　その過程でミミズ等の餌となり、ミミズはモグラ餌として。モグラは地面が固くなるのを防いでくれます。

　本来、越冬菌対策に重点を置くのであれば、落ち葉を果樹園に溝を掘るなどして一定の深さに埋めことが必要となりかなりの重労働。

　当果樹園はさほど病気被害に悩むほどの状況にないため、ここ数年はトラクターによる土壌撹拌による簡易的な埋設処理で凌いでいます。

　実感としてトラクターで雑草や落ち葉を埋めることは、ミミズが増えるのにもっと効果があるように感じます。

　ミミズがいて色の濃い土壌であると、果樹を育てるうえでとても安心できる環境が保立てれていることを感じることが出来ます。

落ち葉処理について詳しくは、

果樹栽培ナビ > 果樹の栽培方法（梨の育て方）

> 落ち葉処理