牛ふん堆肥を使用した土作りを開始。土壌改良に植物繊維を多く含む牛ふん堆肥は最適です。
なす・きゅうりの園芸用に、春の土作りを牛ふん堆肥を使用して行いました。
養分が多い肥沃な果樹園内の一部を園芸用地に転用のため、
土作りは牛ふん堆肥を土壌の硬さを改善する土壌改良剤として活躍します。
果樹園内の地面は、基本的にPH値6.0程度の弱アルカリ土壌。
また、養分が多く肥沃や土地です。
しかし、いくら肥沃な地面と言えど園芸にナス・キュウリを育てるのに適しているかというとそうではありません。
特に問題となるのが、果樹栽培のため深く耕すことがないため土が固い点です。
長年深く耕していないため、地中深くは有機分の補給がなく、単純に耕してもすぐに再び固くなってしまいます。
このため地面がいくら肥沃な土壌でも、園芸作物の根の生育を妨げるため十分に地力を生かすことができません。
これを改善する方法としては、
・もみ殻を大量に補給する
・ウッドチップを補給する
・バーク堆肥を補給する など幾つかあります。
今回、牛ふん堆肥を使用したメリットとしては植物繊維を補給するだけでなく多量の微生物を補給できる点です。
有機物の植物繊維を地中に取り込むことで土壌を柔らかく。
また、微生物バランスを整えることで有機物の分解を効率的に行うなど地力の活性化に効果が期待できます。
牛ふんについて詳しくは、
園芸栽培ナビ > 園芸の肥料
> 牛ふん、鶏ふん堆肥の使い方