スクレアフロアブルを初使用。フロアブル剤ですが溶け残りに注意が必要です。
新規農薬であるスクレアフロアブルを初使用しました。
薬液が白色でありながら容器も白色のため、目盛りによる使用量が判断できなかったため、農薬の計量に初めて計量カップを使用。
開封前にかなり容器を振っても固形物が残り、スピードスプレーヤーの撹拌性能では溶け残りが発生しました。
使用上で感じたことは次の通り、
色・・・乳白色
撹拌性能・・・
フロアブル剤でありながらかなり容器を振っても固形物があり、濾し網に白い固形物が残る。
固形物が残った時、スピードスプレーヤーの撹拌で薬液を全て散布した後まで残り、スピードスプレーヤーの撹拌性能では十分に撹拌することが出来ない。
固形物は濾し網上で、指で潰すなどの処置が必要であった。
なお、容器はSSのタンクに水が溜まる間降り続けていた・・・
匂い、刺激・・・特に異臭及びかぶれ、目の違和感を感じない。
計量・・・
容器及び薬液が白いため、目盛りによる投入量の判断し難い。
容器の大きさや厚みの問題か、同じ白い容器と白い薬液の組合せであるインダーフロアブル。アンビルフロアブルと比較しても判断し辛く、初めて計量カップが必要となった。
今回、防除暦の年度途中に組み込みの為、同系統のアミスター10フロアブルの代わりに使用。アミスター10フロアブルは、来年の在庫となりました。
混用については、先日モスピランと展着剤を混用して薬害が出た話を頂いたため、単剤のみで使用しました。
混用できない状態での使用は、やはり労力が大きくかかるため今後の課題ですね。
混用事例が待ち遠しいことを痛感しました。