梅雨に入り梨を甘くするため、油かす肥料を使用しました。
梅雨になることから、梨の果樹園に多量の油かす肥料を使用しました。
梅雨の時期は高温と降雨による湿度により発酵が促されるため、不快虫やカビの発生し易い時期です。
しかし、梨の実を甘くするためにこの時期の油粕は非常に重要です。
果樹が冬の間と春先に吸収した元肥による肥料効果が収まった時期です。
梅雨からの新梢の伸びや葉や果実の成長では、梅雨時期の追肥の一押しがあると育ちが格段に良くなります。
梅雨時期の油粕は、果実の品質向上には欠かすことのできない肥料です。
ただし、元肥等で油粕を中心に多量に使用した場合においては、肥料成分の偏りがあるため、他の肥料を使用することも効果的です。
プランターや庭先など、不快虫やカビ。匂いが気になる場合には、使用後に土壌と撹拌することである程度軽減することができます。
本職である当果樹園では、
梨の成木、1本あたり数キロの油かす肥料を使用しているため、いくら土壌撹拌しても匂いや、降雨が続くとカビなどが発生することがあります。
一般家庭では肥料の散布し過ぎには注意が必要ですね。
なお、梅雨からの新梢の伸びが良くなると、葉が十分に茂るため、夏に猛暑となり連日晴天が続いても被害が小さくなり、単に葉が多く茂り光合成量が増える以上の良いメリットがうまれます。
今年は猛暑と言う予報はないと記憶していますが、夏場に果樹が弱らないよう、梅雨からの新梢の伸びには気を付けたいものです。
油粕の効果や主な含有成分については、
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