スピードスプレーの長期間保管のため、グリスアップや給油等のメンテナンスを行いました。
先日の洗浄から完全に乾いたことから、腐食予防にグリスアップ等の注油作業を行いました。
可動部や塗装が剥がれた箇所は放置すると錆による腐食が進行します。
塗装など特別なことをしなくても、スプレーグリスやオイルスプレーを吹き付けるだけでも腐食予防に大きな効果があります。
主なメンテナンスは次の通り、
・バッテリーの補充電
エンジンを中速回転で20分程アイドリングしました。
・グリスアップ箇所(ニップル箇所)の注油
シャーシグリスを注入を行うことで、内部に入り込んだ水分を押し出しました。
・露出したワイヤーの注油
オイルスプレーを吹きかけました。
・塗装が剥離した箇所の錆対策
スプレーグリスを吹きかけました。
・燃料の補給
結露による水混入予防のため、燃料タンクを満タンにしました。
・凍結予防
薬剤タンク、ポンプ、ノズル等の水の残りを確認しました。
・タイヤの変形予防
タイヤの空気を補充し、空気圧を適正値にしました。
・クラッチの癒着予防
クラッチを踏み込んだ位置で固定し、長期保管による癒着予防を行いました。
本格的な整備については後日となりますが、水を多用する農業機械。
特に水によるトラブル防止のための簡単なメンテナンスについてはこの時期に行うことが重要です。
メンテナンス方法について詳しくは、
農業機械メンテナンスナビ > 共通メンテナンス項目
https://kikaim.com/kyutu.html
農業機械メンテナンスナビ>スピードスプレイヤー
https://kikaim.com/ss.html