冬となり農繁期に活躍した農業機械のメンテナンスを開始しました。
農繁期に活躍し、先日洗浄して片付けを行った農業機械。
洗浄で使用した水分も乾いたことから、整備作業を開始しました。
このためどんな機械でも最低でもオイルやグリスといった注油作業は必須のメンテナンス項目です。
整備開始の手始めにグリスガンやグリススプレー、オイルスプレー等を使用しての注油を行いました。
油分は機械を使用していない場合でも気化や変質により、定期的に注油に等により補充が必要となります。
オイルやグリスを取扱うメンテナンスは、単純作業ですが汚れるためついつい手を抜いてしまいがちです。
しかし、その効果は絶大。
注油するだけで錆を防ぎ、可動部の摩耗・損耗を防ぎ、適切な注油を行うだけ確実に農業機械の需要を延ばすことができます。
今年の整備では暫く実施していなかったトラクターやスピードスプレー等のラジエータ冷却水(LLC)の交換なども纏めて実施する予定です。
メンテナンスを纏めて実施すると一度の労力が大きく大変。
しかし、メンテンナンス記録の管理が容易となりメンテナンス作業の漏れが少なくなります。
エレメント類や冷却水(LLC)の交換など数年間隔で行う作業は、記憶も曖昧になり作業することを忘れがち。
メンテナンス記録を残すことは意外にも大切な作業の一つです。
冬仕事の一つとして気長にメンテナンスを行いたいと思います。
主なメンテナンス方法については、
農業機械メンテナンスナビ>共通メンテナンス項目