春にむけた農業機械の点検を開始。動作テストやタイヤ空気の補充を行いました。
冬を越した農業機械は、長期保管により様々な影響が蓄積。
内熱機関の長期停止による、潤滑油の巡り不足。
タイヤ等の変形。ゴムパッキンやゴムホース等の劣化による液漏れ。
金属パーツの錆による腐食による不具合など様々なトラブルが発生することがあります。
春の作業が停滞することがないよう、事前点検も重要な作業です。
冬の農業機械の長期保管では、
見た目に大きな変化がなくても、ただ動かさないというだけでも大きな影響が発生します。
深刻なのが燃料等に起因エンジントラブルやクラッチの固着。
地味で見た目に大きな変化がないものの、確実にダメージが貯まるオイル等の油分の潤滑不全。
走行時の振動に繋がるタイヤの変形。
錆等の腐食が侵攻することによる各部破損。
実際に動かしてみるまでその影響は判りません。
長期保管後には長めの暖気運転を行う。
暖気運転後も各駆動部を低速で慣らしてから本格稼働する。
バッテリーが弱くなっている時には無理せず、ブースターケーブルを使用たジャンプスタートを行う。
などなど、機械への労りが大切です。
また、長期保管のために外しパーツ等を忘れずにしっかりと戻すことが大切です。
特にバッテリーの端子を外した場合、端子を工具でしっかりと締め付けておくことが必要です。
締め付けずに問題なくエンジンがかかっても、接触不良により端子に粉がふき、端子部に大きく劣化するため注意が必要です。
これから一年働く農業機械。
春先には愛情を持った準備を心がけたいですね。
各メンテナンスについては、
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