暴風雪により杉の防風林が倒木、果樹棚に横たわりました。
先日の暴風雪により、果樹園での防風林に植えられた杉の木が折れ、梨の果樹棚に乗った形で倒木がありました。
強風により幹の途中で折れたことで、葉や枝が茂った重い上部が果樹園周囲を覆う防風ネットのワイヤーを乗り越え、見事に果樹棚の上に乗ったようです。
暴風雪の後は果樹園内の積雪が多く、果樹園の奥に入れなかっために倒木の発見が遅くなりました。
倒れた杉の木は非常に重く、防鳥ネットを支える上段の番線は衝撃と荷重で切れたものや、大きく撓んだりしています。
本来、番線が伸びるため早期に除去すべきでしたが発見が遅れました。
暴風雪の後、杉が倒れていないか注意をしていましたが、まさか完全に根元と縁が切れた乗っかっているとは思わず、防風林の列を縦に見ただけで安心していました。
発見が遅れたことで倒木後の更なる降雪で雪が積もり、果樹棚の被害が大きくなった可能性もあるだけに被害がこの程度で収まって幸いでした。
果樹棚の上の倒木は、果樹棚の番線に注意してチェンソーで解体し、撤去を行いました。
果樹棚が障害となるため、細かく切断する必要があったため除去に小一時間を要しました。
撤去後の写真は、果樹棚に乗っていた根元付近です。
チェンソーと見比べると、チェンソーが小型とは言えなかなか大きさの杉の木で、被害が上段の番線だけで済んでラッキーでした。
チェンソーと見比べると、チェンソーが小型とは言えなかなか大きさの杉の木で、被害が上段の番線だけで済んでラッキーでした。
暖かくなったら切れた番線の張り直しなど、補修を予定しています。
北陸では雪により農業ハウスなどにも大きな被害がでてるため、今年はこれ以上の雪の被害がないといいですね。
防風林の設置では、植える樹木により適切な手入れが必要です。
杉の木は安価で成長が早いため、植えてから早期に防風林として効果がある一方、樹高が高くなるため倒木など問題が発生しないよう適切な手入れが必要となります。
詳しくは、
防風林ナビ > 防風林の手入れ方法