マネージDFの代替にアンビルFL。混用としてチオノックFL(トレノックスFL)+ウララDFが検討可能。
入手困難な状況が続くマネージDF(マネージドライフロアブル)。
使用時期となる4月上旬が間近となりました。これに代わる薬剤としてアンビルFL(アンビルフロアブル)が勧められています。
単に効果が近いだけでなく、従来からある3種混用についてもマネージDFでの3種混用で問題が少ないとされています。
DMI剤であるマネージDF及びアンビルFLの使用では、耐性菌対策としてチオノックFL(トレノックスFL)の加用が勧められています。
これに殺虫剤を加えると3種混用となるため薬害リスクが大きく、可能とされる混用事例の参考が不可欠です。
マネージDFを使用した殺菌剤2種+殺虫剤の3種混用事例としてあった事例:
代替え前:マネージDF+チオノックFL(トレノックスFL)+ウララDF
この事例でのマネージDFをアンビルFLに変えても基本的に混用は可能とされています。
代替え後:アンビルFL+チオノックFL(トレノックスFL)+ウララDF
3種混用はリスクが大きく避けたいところですが、作業労力や防除時期の兼ね合いから混用が止むを得ない場合も多くあります。
混用についての実施は自己責任ですが、マネージDFの代替えについての参考となれば幸いです。
農薬3種混用については、
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