幸水梨の収穫が最盛期。これから豊水梨やあきづきなど続々と品種が時期を迎えます。
梨の収穫時期の繁忙期となり、忙しさからブログが停滞していますが当果樹園は既に梨の最盛期。
お盆前より長寿、愛甘水、夏しずく、幸水梨の収穫が始まり現在は幸水梨の最盛期と迎えています。
本年は猛暑による影響で梨は品種問わず小粒傾向のため、贈答用となる大粒は稀少な状況です。また、実っている個数は例年と同じであるため、小粒になることで収穫量(箱数)は大きく減少する見込みです。
昨今の物価高と市場全体の供給量が少ないことで取引価格は例年より高いものの、それ以上に資材費などの上昇した生産コストや、収穫量の減少が大きく経営にとってあまり良い年とはならなさそうです。
特に幸水梨は猛暑と現在も続く残暑による影響が大きく、その収穫量の減少は顕著。
今からでも果実の肥大が見込める豊水梨やあきづき梨の収穫量が少しでも増えるよう、一日でも早い残暑の解消を期待したいものです。
なお、猛暑等のよる影響で収穫量は少ないものの、太陽光を多く浴びた今年の梨は糖度も高く品質の非常に良いものが出来ました。
多くの人に今年も梨も楽しんで貰いたいです。
梨の主要品種の糖度について、
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