秋季防除を開始。2024年の為の重要となる最初のナシ黒星病防除です。
2023年、幸水・豊水・あきづき等の主力品種の収穫を終えたことから秋季防除を開始しました。
秋季防除は2024年春の一次感染源となる葉芽・花芽の芽基部での越冬を防ぐものであり、2024年のための最初の黒星病防除となります。
秋季防除は、他の時期の防除と比べると異質。
重要な防除とされながらも、効果が確認できるのは翌春。また、用いた薬剤による効果でも他の時期と比較して異なります。
このため、防除自体が軽視される。不必要に耐性菌リスクの大きい薬剤が用いられる。など、効果がその場で見えないために判断に悩まされる防除です。
秋季防除では感染期間が長く続くことから、実施時期と実施回数。実施する間隔が重要となります。
果樹の落葉状況と気温。天候を鑑みながら耐性菌リスクの小さい薬剤で2~3回防除を行います。
秋季防除について詳しくは、
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