梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

梨の花が満開。気温が高く、天気が良いと受粉に良いだけでなく軸が長く良いなります。

梨が満開
 晴れの日が続き、気温の高い日が続いたため梨の花が満開です。好天に恵まれると、本来種毎に開花時期が若干異なるのですが、ほぼ同時開花となり果樹園は梨の花で満開となっています。

 好天に恵まれ各品種の同時開花すると、異品種での受粉が促進されることで高い結実率となります。
 更に花(後に果実となる)の軸が伸びて長くなることで、形の整ったきれいな(商品価値の高い)実が実り良いことばかりです。
 梨の花の開花時期は、年により悪天候や低温などにより実付き自体が悪い年もあります。しかし、本年のように好天に恵まれ、更に気温が高い日が続くことは良いことばかり。
 目に見えてわかるな利点としては、
 ・開花時期のことなる異品種も開花時期は早まり開花時期が重なる
 →受粉(結実)率の向上
 ・花粉の発芽率が良い
 →低温だと受粉しても発芽せず、結実に至らないことがある。
 ・花の軸が長い
 →軸が長いことで枝などの干渉と受けず、形の良い果実となりやすい。
 ・黒星病の病勢が弱まる
 →低温、多湿を好む黒星病の発生が少なくなる。
 ・蜂など送粉者の活動が活発
 →ミツバチを代表する各受粉を行う昆虫の活動が活発になり、受粉が多くなる。 などなど。
 今年のように開花時期と好条件が重なる年も珍しく、結実状況に期待が膨らみます。
梨の受粉と気温について関係については、
果樹栽培ナビ > 果樹の栽培方法(梨の育て方)
梨の受粉・人工授粉方法