カラスによる梨の幼果被害が多数発生・・・食べるのためでは遊ぶという行為に憤りを覚えます。
写真は、幸水梨に赤い幼果袋をかけたものです。
何を思ったのか、カラスがこの幼果袋を遊びで外し、果実に傷がつく被害が多発しています。
鳥も食べるためであれば、頭にきてもある程度納得するのですが、カラスが遊びで外すという行為については、これまでにない怒りを覚えてしまいます。
果樹園内は草も伸び、油粕肥料を使用したことから本格的な梅雨を前にトラクターによる雑草の処理を含めた土壌改良を行いました。
手押し式肥料散布機は、簡単に均一な肥料散布をできる便利な農機具です。
動力式の物やトラクターのアタッチメントなど、大掛かりなもの以外では手押し式がかなり活躍します。
梅雨時の油粕肥料はカビが発生するため、気分的にはやや不快が、本年の秋の果実の甘味に大きく影響与えるためそろそろ使用時となりました。
梨の黒星病の農薬効果(防除価)に新規殺菌剤ファンタジスタ顆粒水和剤。
フルーツセイバー、ユニックス顆粒水和剤を追加しました。
ファンタジスタ顆粒水和剤については、心腐れ症にも効果があることから多くの地域で幼果期の使用が組み込まれる注目の農薬です。
しかし、ストロビルリン系剤であることに注意が必要です。