実生苗の植え替え時期と方法
梅の木下に種から自然に発芽した梅の実生苗。
防風林に使用するサンゴ樹の実生苗の植え替えを行いました。
種から発芽した実生苗は、苗に負担が少ない5月頃に植え替え行うとに定着しやすくなります。
種から自然に発芽した果樹等の実生苗は、
市販の苗木と大きく差があるものと、差が少ない物があります。
接木を必要としないサンゴ樹では実生苗でも全く影響がありません。
しかし、市販されている苗が接木されている種類の果樹ではそれぞれに少なからず影響があります。
今回、植え替え梅の実生苗は市販の接木された苗と比較すると実りが少なくなります。
しかし、それでも育ては十分な実りが期待できることから、
梅が枯れて空いた部分に実生苗の植え替えをしました。
実生苗を植え替えをした直後は、生命力が弱く枯れやすくです。
そこで、日差しが弱く梅雨前の5月に植え替えを行います。
植え替え直後から梅雨までは、水を十分にやり乾燥に注意します。
また、植え替えをした初年度は夏場の極端な乾燥があった場合も水をやります。
このとき、夏場の水は夕方(日差しの強い時間帯を避ける)にやることが重要です。
これでほぼ定着させることができます。
実生苗の植え替え予定の方は、そろそろから梅雨までが良い時期です。
参考になれば幸いです。なお、写真は撮り忘れました・・・