農業機械のエンジンオイル交換方法を紹介しました。
梅雨になり、草が伸び放題。
本格的な草刈りを前に、自走式草刈機オートモアのオイル交換を行いました。
交換作業にあわせ、農機具で主流となる小型の4サイクルエンジンのエンジンオイルの交換方法を紹介しました。
春先のオイル交換は、これから酷使する農業機械の労いの作業です。
自分でやれば実質で僅か数百円程度のコスト。
また十数分で完了できる作業です。
多少面倒でも機械を長持ちさせるためには必須の作業です。
多少面倒でも外注では出張費により高額となるため、他の整備のついで以外ではとても頼めません。
全ての農機具に対して作業が出来なくても、小型の機械であればぜひ自分で出来るようになっておきたいですよね。
ちなみに初めてオイル交換を失敗する事例としては、
・ドレインプラグを締めすぎて、ネジが効かなくなる
・ドレインプラグをなめる
・オイルが零れて汚れる
・オイルが足りない、入れすぎる
・ゴミが混入する 等です。
中でも深刻なのが
・ドレインプラグを締めすぎて、ネジが効かなくなる
です。一度やってしまうと修理が必要です。
オイルは漏れない程度で良いので、力いっぱいに締めることは絶対に止めましょう。
ドレインプラグを絞めてもオイルが漏れるのは、
プラグを斜めに取り付けてしまったか、ドレインパッキンの取付忘れです。
特にパッキン忘れは意外に多くあります。
パッキンがあれば軽く絞めただけでオイルは漏れません。
パッキンがないためにプラグを締めてもオイルが漏れ、
オイルが漏れるために力いっぱい増し締めを行う。
これだけは絶対にしないように注意しましょう
なお、中古の農機具を買うと購入時点でドレインパッキンが紛失している。
完全に潰れてパッキンの機能を果たさない。ということもあります。
無い場合は、カー用品コーナーでドレインプラグのネジとパッキンの内径の大きさが合うものを見つけて代用できます。
もちろん、部品を供給していれば農機具点で部品を取り寄せることもできます。
たかが、リング一個。 このリングを馬鹿にしてはいけません。
と、経験者は語る。です(笑)
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