梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

マネージDFの明治販売分が廃盤(終了)。北興化学のJAを通じた販売のみとなります。

 Meiji Seika ファルマ株式会社(以下、明治)より販売されている「イミベンコナゾール」を主成分とするマネージドライフロアブル。

 残念ながら明治での取扱が終了(メーカー廃盤?)により、入手方法はJAを通じた販売のみとなるようです。


マネージDFは、DMI(EBI)剤の殺菌剤であり、春先の重要防除薬剤の一つ。

 普段購入している販売店に確認したところ、メーカー廃盤により取扱いを終了した旨の案内がありました。

 詳しく確認したところ、北興化学工業のJAを通じた販売は継続しており、来期(2018年)もJAからであれば入手が可能なようです。


 仮にマネージDFを用いない防除を考えた時、DMI(EBI)剤は種類が少なく、また耐性菌リスクを考慮すると薬剤選択はかなり狭まります。

 求める効果とその後の防除を検討すると、

 スコア水和剤やアンビルフロアブルの使用はその後の防除を考慮すると躊躇われ、

 インダーフロアブル、オーシャイン水和剤、オンリーワンフロアブル辺りが適当かと思われます。

 耐性菌リスク等を考慮すると

 ・ベルクート水和剤と混用が可能な薬剤として

  インダーフロアブル、オーシャイン水和剤


 ・ベルクートフロアブルと混用が可能な薬剤として

  インダーフロアブル、オンリーワンフロアブル


 ・芯腐れ症を考慮したチオノックフロアブル(トレノックフロアブル)と混用が可能な薬剤として、

 インダーフロアブル、オーシャイン、オンリーワンフロアブル

 ということになり、これらの何れかを春先の防除に組み込むことになりそうです。


 更に感受性の高い春先の使用にあたり、薬害等の有無を確認をするなど、2018年の防除の検討が必要となってきます。


 マネージDFが廃盤かと思い焦らされましたが、来期も入手可能で安心しました。

 同じようにマネージDFが廃盤?と焦る梨農家の人がこれから現れそうですね。

 ご参考まで。


 DMI(EBI)剤の耐性菌リスク対策の混用事例については、
 果樹栽培ナビ > 梨の病気被害と対策 > 黒星病 > ナシ黒星病対策専門資料

  > ナシの農薬混用事例 DMI剤・QOI剤+殺菌剤(予防薬)