豊水梨が最盛期。一般的に幸水梨の方が人気がありますが、熟した豊水梨は非常においしく豊水じゃないと・・・というファンが多くいます。
幸水梨の収穫を終え、豊水梨の最盛期に入りました。
豊水梨はすっぱいと毛嫌いする方が多くいます。しかし、適した時期(熟し具合)に収穫した豊水梨は、酸味が和らぎ甘いながらにも仄かな酸味により後味がすっきりとするとても美味しい品種です。
その糖度は幸水梨より高く、ぜひその美味しさを知ってもらいたい品種です。
この時期、直売所に訪れる方の中には、豊水梨を見て幸水梨が欲しかったと買わずに帰られる方を見かけます。
人ぞれぞれ好みがあるため、欲しいものがなくて買われないことは一向に構いません。
古いものを売らない直売所としては、在庫を抱えないため品種の移り変わりは特に早いのです。
ただ、豊水梨をみて酸っぱいからと毛嫌いしている方がいるのは、本職としてはとても残念です。
実際、出荷用の豊水梨は、販売店での棚持ちの都合から幾分早もぎするため酸っぱいものが多いのが事実です。しかし、豊水梨に限って言えば直売用のものと市場用の物の差が大きい品種であり、ぜひ一度直売用の適した時期(熟し具合)の果実を食べて貰いたい品種です。
適した時期(熟し具合)の豊水梨は、歯ごたえが良く、とても甘いながらも適度な酸味により後味がスッキリとする、管理人の中で最高に美味しい品種だと思っています。
実際、わざわざ豊水梨の販売を待って買いに来る方や、贈答用に発送する分は豊水梨になってからという方も多くいる程です。
世間との認識の差が生まれるのは、やはり流通の問題。
適した時期(熟し具合)の豊水梨はその分日持ちが短くなるため、販売までに一定の時間を要する市場向けとしては価値が低下するため、早もぎしなければいけない事情が関係しています。
せっかく直売所に来られる方がいましたら、ざひ豊水梨と毛嫌いせずに一度ご賞味下さい。
なお、梨の糖度でみても
・豊水(ほうすい)12.5~13.0
・幸水(こうすい)12.0~12.5
と、明らかに豊水梨の方が高く、酸味さえ和らげはその甘さを実感できることが予想できるのではないでしょうか?
ただ、豊水梨にも欠点があります。
それは、果肉の一部が半透明になるみつ症(カルシウム欠乏症)と呼ばれる生理障害があること。これは外観から全てを除去することが出来ないため、もし購入品に交じっていた場合、当販売所では申し出ていただけれは交換させてもらっています。
豊水梨のみつ症については、
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