梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

受粉が失敗する原因に気温が大きく関係します。梨の受粉では15℃以上。10℃以下では結実することができません。

 
 春になる梨も品種毎に続々と開花がすすみ、ミツバチなどの受粉が活発な時期となりました。
 受粉させる方法には、天候に左右され難いとされる人工授粉する方法もありますが、自然受粉・人工授粉ともの実際に結実に至る為には、受粉時の気温が大きく関係します。
 気温が低いとミツバチ等の益虫である送粉者が活発に活動出来ないだけでなく、受粉された花粉が発芽することが出来ずに受精することができません。

農機の冬の片付け方法を紹介。大きな手間をかけなくても適切な片付けを行うことで多くのトラブルを予防できます。


 トラクターをはじめ多くの農機具は秋までの繁忙期を終えると、冬季の長期保管の時期を迎えます。
 長期保管中、通常は一切稼働しないために春先に使用時には様々なトラブルが発生します。これを防ぐためには、長期保管の方法が非常に重要となります。
 そこで少ない手間で大きなトラブルを予防するための片付け方法を紹介しました。

豊水梨のみつ症被害が大変です。隣接産地では多量の発症が確認されています。


 豊水梨に多く発症する「みつ症」。食べることはできますが、その食感は悪く商品価値がなくなります。
 例年少なからず発症する症状ですが、今年はお隣の産地で多くの発症が確認されています。
 幸いにも当果樹園では例年通りとなり、被害は免れましたが当果樹園と栽培条件等に大きな違いがないだけに今後の発症が心配されます。

フロアブル等の液状農薬の希釈では、容器を振った後の堆積の膨張に注意が必要です。


 高倍率の農薬を使用する際、容器の内容量を使い切らずに半端な量を計量して使用することがあります。
 農薬を計量する際には、濃度によるムラを防止するため粉状のものは秤により重量にて正確に計量を行います。
 しかし、フロアブルを始めとする液状の農薬では、薬剤の沈殿や分離によるムラ。容器を振って混ぜることで、空気を含むことで体積1割から2割程度膨張することもあり、計量カップを用いて計量する場合にも注意が必要です。

梨の春季防除に使用できるスクレアフロアブルと予防薬を混用することで防除効果の向上と耐性菌予防

 梨の開花期などの春季防除で使用でき、黒星病に対して非常に効果が高いスクレアフロアブル。混用事例がないため、耐性菌リスクが高いことが非常に大きな懸念のある薬剤です。
 しかし、混用効果のための試験での混用による防除効果が確認されていることから混用に問題がないようです。
 混用により防除効果の向上が確認されただけでなく、異種系統の混用による耐性菌リスクの低下が期待できます。