梨の果樹園農家による梨の育て方や病害虫に関する防除。使用する農業機械のメンテナンス。ナスやきゅうり等の家庭菜園の園芸方法など、農業に関する作業方法や管理方法、また果樹園を管理するための防風林等の農業設備等を日々の作業に合わせて詳しく紹介しています。

菜種油粕の使い方として、梅雨時期に使用することで果実の甘くする重要な有機肥料です。


 果樹の栽培では、見た目で判断することが出来ない甘味の状態は非常に大きな問題です。甘味は、日射量や降雨量。気温など気候による影響を大きく受けます。
 しかし、甘味や旨味のある果実を得るためには、気候だけでなく、豊かな土壌であることが求められます。
 菜種油粕を使うことで、窒素・リン酸・カリだけでなく豊富なミネラル分の補給。多量の有機質の補給により微生物の活動が活発となることで、土壌を豊かにするという点において、非常に優れた効果を持っています。

手押し型肥料散布機が故障。メーカーに問い合わせることで交換部品を購入することができました。


 3年前に購入した手押し式のマルチ散布機が故障。

 果樹園内の肥料散布にとって地味ながら満遍なく散布するために重要な農機具ですが、使用頻度が少ないながらもタイヤがパンク。

 自力でのパンク修理等が難しいところでしたが、メーカーに問い合わせることで交換パーツを入手することが出来ました。

剪定枝した枝を堆肥としての使い道を紹介。枝を適切に管理すること良質な堆肥として有効利用できます。

 剪定枝の処分の紹介として時季外れですが、剪定枝の堆肥化する方法を紹介しました。

 そのままだと腐敗するのに長期間を要する枝ですが、チップ化と副資材の混合。


 適切な管理により1年を待たずに堆肥とすることが出来ます。

苦土石灰を使用した土壌中和とマグネシウム補給を実施。事前測定のpH値により、例年より少ない使用量となりました。


 春の芽出しの肥料の散布を前に、


 昨年から1年をかけてpHが酸性方向に傾いた土壌中和のため苦土石灰を使用しました。


 土壌pHの値により地中の養分の溶け出し方がかわり、土壌養分を有効に活用できなくなるため、適切な管理が重要です。

養分を無駄にしないための不要な蕾を除去する摘蕾作業の時期です。


 果樹の摘蕾作業では、一斉に蕾が膨らむため作業できる期間は非常に短いです。


 梨の場合では作業可能期間は約2週間程度のため、果樹園全ての果樹を周りきることはできません。


 しかし、作業自体は非常に簡単。数本程度の栽培であれはすぐに終えることが出来るため蓄えた養分を有効活用するために作業実施がおすすめです。